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2014年05月17日

第41回稽古場リポート 舞台屋織田組 第十一回公演「ジュウベイ!―地の章―」

第41回稽古場リポート 舞台屋織田組 第十一回公演「ジュウベイ!―地の章―」


5月某日、公演を間近に控えた舞台屋織田組の稽古場へリポートにきました。
今回は一体どんな公演になるのでしょうか?さっそく取材に行ってみましょう!


DSCF3001干場さんピン1.JPG
−演出・干場貴之さんにお話を伺いました。−
〇タイトルの由来は?
(干場)主人公を前面に押し出したタイトルです。執筆自体は2000年から、クライマックス部分から書き始めていました。
当初から比べると今の台本はだいぶテイストが変わりましたね。大坂夏の陣より14年、幕府が朝廷に反抗しようとする動きの中派遣した使者が襲撃を受け戦いが…というところから物語が始まります。

〇今回は客演の方々も多数参加されていますが、役者さんたち、そして主演の島村哲平さんの印象は?
(干場)主人公役は実は最初に依頼した人がタイミングが悪くキャスティングを再考せざるを得なくなり。
じゃあ、他に出来る人は.....と考えた時、哲平さんしかいなかった!時代劇を現代風にくずしていて、現代の言葉ガッツリ、かなり自由度の高い芝居がハマっています。まあ、設定自体がバーチャルな江戸という自由度高めな設定なんですが…
(「俺も台本もらった時読んだらあ、こういう役をして欲しんだなって分かった」、と会話に入ってくる島村さん。)
他、客演の人たちは妥協無し、本命のキャスティングです。団長の織田さんに負けずに自分をアピールしたり飄々といなすことができ、落ち着きとインパクトを持った方々ばかりで物語の根幹にキャスティングしています。
劇団員は裏で暗躍します。
(その後も度々会話に入ってくる島村さんは干場さんに茶々を入れるなと怒られていました......。
でも掛け合いがなんだか楽しそう。)

〇殺陣もあるんですよね?
(干場)今までにないくらいガッツリ!比じゃないです。これまでの織田組作品は歴史・文学作品、一人芝居、といったイメージが強かったと思うのですが今回は時代劇であり、殺陣もあり、物語もしっかりしており、織田組らしい色をしっかり打ち出しながらのストレートプレイ!です。

〇“地の章”ということは......?
(干場)続きがあるかを決めるのはお客さんです。今のところ考えていません。
ただ、いろんな意味で裏切ると思います(笑

―主演の島村哲平さん(演劇集団NAI)と佐々木真生さん(舞台屋織田組)にお話を伺いました。
以下、島:島村さん、佐:佐々木さん
DSCF3007島村さんピン2.JPG

〇眼帯は稽古中もしてるのですか?
島:眼帯をすることで左目が使えないから視野も狭くなります。殺陣で左側から来たときタイミングがずれて危ないかもしれないので、まずは殺陣を体で覚えて感覚を掴んでから、眼帯を着けて練習を始めました。
眼帯を着けて殺陣ができる人がいると知って自分もやってやろうと思った。負けず嫌いだからね、オレ。
 
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〇チラシの撮影秘話を教えてください。
島:当初は影抜きにする予定だったんです。写真撮影の時『影抜きにするから表情はいいよ〜』と言われたから、表情は特に気にしていなかったのに後日チラシのフライヤーを見たら、顔が、出てた!
だからぼけっとした表情してるんです(笑。で、チラシを男性陣に見せたら『おー!』って言ってくれたのに、女性陣に見せたら不評なんですよ〜.....。

DSCF3016島村さん&佐々木さん9.JPG 

〇劇中の二人の関係は?
島:十兵衛は女剣士・結に好意を寄せています。結は十兵衛の抹殺を命じられています。そんなライバルというか絶対に報われない恋というか。実生活でも得意だからねオレ!
DSCF3012島村さん&佐々木さん5.JPG 


〇稽古が始まった時のお互いの印象は?
佐:(哲平さんの)噂はかねがね聞いていましたが、大層な変態です(褒め言葉です)。いい意味で期待を裏切らない人です。
島:変態、やっぱり変態。期待を裏切らない(笑)。あと稽古当初、殺陣がド下手だった!でも、上手になったよね。
佐:私の殺陣の稽古の時、哲平さんが付き合ってくれたんです。あと、“似たもの同士”って言われます。
島:うかうかしてらんねーなって思う。だって、オレ新潟でこんな変態な女優初めてだもん。
佐:もう私、脱変態しました!それに変なら(役者として)必要ないですよ。
島:いや、(そういう女優しか)立てない舞台があるから。草迷宮の時、男前だったし!
 
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〇お互いに対して一言お願いします。
島:これは役として?それとも個人として?
(どちらでも構いません)
島:役として一言なら......好きだ。
佐:えー、なんだろう......哲平さんは稽古の時とか私の殺陣の練習付き合ってもらったりしてるので......ありがとうございます。
島:お前それ、全然一言じゃねーじゃん(笑
 

〇出演者の皆様に、今回演じる役柄の紹介と、意気込みを語っていただきました。

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高田峰精さん(剣舞道峰精館)
「剣の教えで交剣知愛と言う言葉がある。剣まじえて愛を知る・・・今回の公演はまさにそのままであろう。
剣の舞の道に携わり舞台での表現の難しさ、そして楽しさを感じて今年で45年を迎える。剣を鞘から抜くときから始まる命のやり取り何を感じ何を伝えられるか、日々模索しているが、今回は少しわかったような・・・この役どころは私自身に語りかけてくる。是非ご覧あれ!!」

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小山由美子さん(劇団カタコンベ)
「公演に出るのは昨年秋の『どんぐりと山猫』以来、万市も10年?ぶりです。昔の実在する人や時代があって考証がある時代劇、とういう演劇に出るのは初めてなのでワクワクしています。
でも正直、社会が苦手だったので分からないことも多くて。最初台本を戴いた時にはWeb辞書をフル活用したり。。でも干場さんがとても詳しく熱心な方で、我々に家系図のレクチャーや資料とか色々見せて下さり、自分もお福について分かるようになり、この時代の熱さや切なさを知ることが出来ました。なので(知ったことを)舞台に持っていくのが楽しみであり意気込みでもあります。(織田組さんで毎回素敵!と思っていた)衣装や装置は織田組さんの強力な“姐さん”たちが準備してくれています。素敵な舞台と世界に溶け込めるよう、所作を特訓中です(もう毎日着物で過ごしたい位)!」

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内藤陽介さん(フリー)
「藤原玄信(宮本武蔵)役を演じます。おのずと知れた、二刀流の達人です。歴史上の人物には常にイメージが付きまといますが、この舞台の宮本武蔵は皆さんが持っているイメージとは少し違うかもしれません。精神的な意味での剣の道ではなく、ただただ最強を目指す人生を歩んでいます。『もしかしたら、武蔵こういう人間になりえたのかも知れない』という視点から役を考えるのはとても楽しいです。殺陣のシーンでも、百戦錬磨の名に相応しい強さを出せたらと思っています。主人公の柳生十兵衛を打ち負かすつもりでがんばります(笑)」

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織田智頼さん(舞台屋織田組)
「忠義心にあつく、常にまわりを冷静に見ている比較的おとなしめの役柄です。でも、キレるときはキレます!とにかく守ります!そしてクールにかまします!」

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日比谷公園さん(舞台屋織田組)
「役は大久保彦左衛門です。戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、徳川家に仕えた武将です。演じていて、彼の魅力は、自分の主君を慕う一途さにあるような気がします。YuiのCHE.R.RYのおじいちゃん版だと思ってもらえたらいいです。そんな彼の人柄を素直に表現できたら、ちょっといいかなあと思います。ちょっとマイウエイです。」

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木村美喜さん(舞台屋織田組)
「姉妹忍者の妹役をさせていただきます。甘えんぼで殺しが苦手、でも芯をしっかりもっているやぎりは、姉・あさひの事がとにかく大好き。本当の姉妹に見えるよう、やぎりの想いが伝わるよう、精一杯演じます!殺陣もお見逃しなく!にんにーん!」

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今回はストーリーだけでなく殺陣にもより力が入っているということで、殺陣師の高田さんにもインタビューです!


70f53700.jpgb72cc2ea-s.jpg―殺陣師・高田一樹さんへのインタビュー―
〇今公演での殺陣のこだわり、見所など教えてください
「殺陣のこだわりですが、今回に限らず殺陣を作る時は役の性格を考えて作っています。
例えば殺意が強ければ突きが多めに手に加えてあったり(突きが一番殺傷力が高い)、
道場剣術なのか我流なのか、柔らかく刀を振るのか力で叩き斬るように振るのか…。
そういう個性を殺陣にも持たせていくのが楽しいところです。今回は初めて殺陣をする
人も何人かいます。そういった人が出来るギリギリの動きを見極めながら作っていくの
はなかなか難しいところもありましたが、成長も見られて殺陣師として嬉しいです。
見所としては槍や二刀流…それから刀に意志を持たせた殺陣。ネタバレになるので多
くは語れませんが、かなりかっこいい殺陣になっています!」

◎最後に、皆様から今公演の見どころとお客さんへのメッセージをいただきました!
・干場さん
「生き様です。歴史を伝えるだけじゃ面白くないです。歴史上の人物であり、役者でもあるひとたちの
生き様をどう感じてくれるかですね。どんな生き様かは見てからのお楽しみです。」

・島村さん&佐々木さん
「迫力ある活劇です。ぜひ劇場へ足をお運びください。」

・小山さん
「殺陣がカッコイイのでぜひ見に来てください!」

織田組のみなさん、ご協力ありがとうございました!
今回のインタビューを通じ、みなさんの熱意がすごく伝わってきました。
このリポートで全てを伝えきれないのが残念......ですが、公演に足を運べば直に味わえます!
みなさん、来週末は万代市民会館へ行きましょう!
写真.JPG


++インフォメーション++
舞台屋織田組 第十一回公演「ジュウベイ!−地の章−」

−あらすじ−

大阪の陣より14年―

徳川幕府が朝廷の権力を削ぐために起こした紫衣事件を契機に、

時の後水尾天皇は退位を決意する。あわてた幕府は天皇に思い

とどまってもらうべく、将軍の名大として乳母・お福を派遣する。

これに対し、紫衣事件に関わった僧・沢庵はお福を抹殺すべく

刺客・結たちを差し向ける。襲撃を受け、危機に落ち板お福らを助け

た男こそ、最強無双の剣客・柳生十兵衛であった!



作・演出 

干場 貴之

出演

島村 哲平(演劇集団NAI)

佐々木 真生

織田 智頼

日比谷 公園

小山 由美子(劇団カタコンベ)

星野 あつシ(蒲原ファンタジア)

神田 笑美子

木村 美喜

内藤 陽介(フリー)

高田 峰精(剣舞道峰精館)



会場

[新潟駅より徒歩7分]

新潟市中央区 万代市民会館 6階多目的ホール

(新潟市中央区東万代町9番1号)

※会場に駐車場がございません。お車でお越しの際は

周辺の有料駐車場をご利用ください。または公共の交通

機関でご来場ください。



日時

5月24日(土) 18:30〜

5月25日(日) 14:00〜

※開場は開演の30分前。



料金

前売り 1,500円

当日  1,800円

※未就学児の入場はお断りせております。



チケット購入方法

@ホームページまたは電話予約

HP:http://odagumi.web.fc2.com/

TEL:090-9007-2918(オダ)



A[プレガイド] シネ・ウィンド



B組員より直接購入
※詳細情報は公式サイトでご確認ください。


文責:片野阿佐美(劇団@nDANTE)、渡邉真由香
 
 
posted by 「例の掲示板」運営部 at 21:32| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古場リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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