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2014年03月12日

第40回稽古場リポート 劇団@nDANTE「パ・ド・ドゥ」

劇団@nDANTE『パ・ド・ドゥ』の稽古場にお邪魔しました。
前回『ちず屋の二階大行進』でのコント『石橋を叩いて落ちる』公演とは打って変わって、サスペンス劇です。稽古場は、和やかながらも通しが始まると緊迫感が伝わって来ました。


演出の石川直幸さん、出演の土屋尚子さんにお話を伺いました。

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−−−今回は何故この台本を?
「@nDANTEの公演の戯曲は僕が選んでいるので、当然僕がほんといいホンだな、やりたいな!と思った戯曲をやってます。この『パ・ド・ドゥ』は殺人未遂というサスペンス要素とラブ?要素が入り乱れていて、登場人物は2人だけなんですけど、事件の全容とその2人の関係性とがもーじれったいというか、真相を早く教えてくれというか。
お客さんとしてこの公演見たことあるんですけど、本当にハラハラドキドキしました。90分引っ張れる内容だと思います。」(石川)

−−−作品全体の見どころを教えてください。
「まず戯曲。これ、前の『お勝手の姫』でも同じようにいって、オリジナルの部分じゃない、劇団とそもそも関係ないところだから自分でも何だそれみたいに思いましたけど笑
あとは役者。まあ、一人は僕なんですけど。最後に場所ね。五十嵐劇場の雰囲気は舞台を後押ししてくれていると思います。
いい意味でですよ! 」(石川)

−−−見所として役者、という単語が出たので、稽古の話を教えてください。
「自分の話からすると今回は@nDANTE始めてから一番喉を酷使している公演かもしれません。リュウカクサン・マイ・フレンドです。久しぶりに出ずっぱでしゃべり続けの公演ですし。あと、自分の演技をビデオで見たりして落ち込みながら自分で自分を叱咤激励してます。」(石川)

−−−役者として新境地、といった感じでしょうか。
もう1人の出演者、土屋さんについては、どうですか。第一回公演『バット男』以来の出演になりますよね。
「土屋尚子さん、まあにゃおこってあだ名で読んでるんですけど、これは演出としての目ですが素直な成長をしていただけていると思います。ぶっちゃけると稽古始めの演技は器用な演技なので気に食わなかったんですよね。そう見せるのが上手というか。うまくやっちゃえるというか。でもそれって安全圏の中で演技してる感じだったんです。なのでまずはそれをぐっちゃぐちゃにしてやろうとおもって、羞恥心を捨てさせるところからはじめました。」(石川)

−−−羞恥心を捨てさせる、とは具体的には…?
「頭を空っぽにして僕が指示したかわいいポーズをさせるとか、変な顔をさせるとか、ですかね?
でも半分は自分(石川)のフェチズムですね笑
恥ずかしがって奥に引っ込んでいる彼女の魅力を引きずり出す作業ですね。
結果、とてもいいお顔になられたとと思います。写真より実際のほうが1.2倍くらい可愛いのでぜひ劇場に見に来てください。」(石川)

−−−土屋さんの演技に期待大ですね!2人芝居なので稽古を通じて役者同士の絆も深まったかと思います。石川さんから見た土屋さんはどんな方ですか?
「から揚げ大好き26歳女子。実はあんまりプライベートでの付き合いはないので知らないところも多いんですよね。学生だったころは、お互いはすに構えてましたし。ライバル?…なので今回の稽古場での彼女はということで…。
インドア派なのはわかります。いっつも部屋では寝そべってゲームとかネットしているそうです。そのせいで逆流性食道炎になったそうです。これオッサンがなる病気ですよ。ゲームは『俺の屍を越えていけ』が好きだそうです。あ、あと猫好きですね。」(石川)

−−−なかなかに個性的な一面がある人なんですね(笑

「稽古期間を通じて、おふざけにノッてくれるようになったのが嬉しいです。彼女の変顔は見たらマジでお嫁にいけなくなるレベルなのでリクエストしないであげてください。にゃおこ曰く『この顔を好きになってくれる人と結婚するわ』無理だと思います。4ヶ月の付き合いで打ち解けた僕だけが見ました。自慢です。いいだろう。
今回のお芝居は二人三脚でないとやっていけないので、仲良くなれたと思うな!(という願望)」(石川)

−−−4ヶ月の稽古期間中、土屋さんとの思い出は沢山増えたようですね。
「この4ヶ月一番飯を一緒に食いにいった人じゃないかなあ。僕、基本的に普段はぼっち飯なのであんまり食事中会話しないんですけど気を使わないで無言で食ってても気が置けなくてよかったです。」(石川)

−−−では、土屋さんから見た石川さん
はどんな方ですか? 「器用だなと思います。彼も含めて、役者と演出を兼ねている人達は純粋にすごいな、と感じます。今回の稽古期間中も、彼は演出と役者、それぞれ使い分けていて面白かったです。
『役になろうとするのではなく、あくまで役という名の自分自身として舞台に立つように。心が死んでしまうから』と言われたことがありました。演じる上で役者がいきいきとした、愛に溢れた舞台をつくることが彼の中の根幹にあるような気がします。今回のお芝居にも愛は絡んできますし。
あとはプリキュアの話が多かったです。」(土屋)
*「お勝手の姫」のレポートでもプリキュアの話が登場していますね。

−−−昨年の劇団@nDANTEは『石橋を叩いて落ちる』に代表されるように勢力的にコントをやっている印象が強かったのですが、コントではない公演に立ち返ったときに感じることはありますか?

「え?うちってコントやるイメージありますかね!?」(石川)

−−−前回の本公演『お勝手の姫』から少し間が空いて、その間にロングラン公演『石橋』があったのでそのインパクトが強いのかもしれません。

「えーと、コントであれ芝居であれ、真摯につくるのにはかわりないです。
でも、コントと芝居では使ってる部分が違うと思う。自分の中ではコントは短距離走というか。数学というか。スポーティです。エージェントになった気分。
芝居はもっと、ねちっこい笑。人間臭い。例えられないです、芝居。だから、そのコントとの境も曖昧ですよね。あ、ダメだ。まとまらない。全然わかってないな、俺。ただ、どっちも自分が好きなことはわかります。
」(石川)

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(稽古場の風景から@)

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(稽古場の風景からA)

−−−今回は、劇団@nDANTE初めての五十嵐劇場での公演ですね。会場がここに決まった理由など教えてください。
「雰囲気です。最初は団員から反対されたんですよ。アクセス悪いとか駐車場雪積もるんじゃね?とか。(五十嵐劇場の皆さんごめんなさい)」(石川)

−−−それでも五十嵐劇場がいい、となったんですね。
「僕はこの物語に含まれる『孤独』というものを表現するにあたってアットホームな雰囲気のシアターent.よりも五十嵐劇場のほうが親和性が高いと思っていたんです。だから実は当初から僕は五十嵐劇場で上演を考えていました。(これは声を大にしていっておきます)
で、シアターent.さんの閉鎖とかもあって、、、決まりました。」(石川)

−−−初めて使う会場、準備は順調ですか?
「五十嵐劇場のスタッフさんはみなさん親切ですし、本当にありがたい限りです。寒いのは寒いです(笑。底冷えするんですよね。なので当日は『靴下専用ホッカイロ』をお客様に配りたいと思います。ストーブも2台つけっぱなしにします。90分です。暖かい服装でお越しください。 」(石川)

−−−最後に、この記事の読者の皆さんに一言お願いします。
「読んでいただいてありがとうございます。興味がわきましたらぜひ劇場へお越しください。五十嵐劇場は寒いです。あと、トイレも仮設しかありません。と、不便な点もありますが、それを上回る芝居の面白さで御礼申し上げたいと思います。見た人に幸せを配れるような、そんなお芝居を作りたいです。会場は人が多いほうが暖かいですよ。よろしくお願いします。」(石川)
「観に来ていただいた皆さんと、一緒に楽しめるような、面白い芝居に出来たら、と思っています。
ご来場をお待ちしております。」(土屋)

★裏方を代表して、小野友也さんにお話を聞いてみました。
「@nDANTE音響担当の小野です。
今回の『パ・ド・ドゥ』は愉しいお話というよりは、哀愁のある少し考えさせられるお話です。そして役者は2人だけ。効果担当を合わせても非常に小さなチームですが、意外と稽古場に寂しい雰囲気がなかったです。途中でコメントがあったように、プリキュアネタでなぜか盛り上がったり…(私はそれほど詳しくないですよ)毎回楽しく稽古に参加させてもらいました。このようにメリハリをつけながらの3か月… と言いたいところですが、途中大学院の修論発表等を挟んだもので私は1か月前からの復員です(笑)本作の世界観を一人でも多くのお客様に堪能いただければメンバーとして本望です。」(小野)


++インフォメーション++
劇団@nDANTE(アンダンテ)第8回公演
「パ・ド・ドゥ」
作:飯島早苗 演出:石川直幸

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出演
石川直幸、土屋尚子

会場
五十嵐劇場
(新潟市西区五十嵐2の町7652-1)
*設備の都合上会場の冷え込みが予想されます。温かい服装でお越しください。


大きな地図で見る

日時
3月15日(土) 19:00〜
3月16日(日) 14:00〜
3月21日(金) 19:00〜
3月22日(土) 14:00〜 20:00〜
3月23日(日) 14:00〜
*開場は開演の30分前
料金前売り1,000円
学生800円(当日券200円増)

予約・お問い合わせ
090-9425-6193(劇団@nDANTE)
andante.customer@gmail.com

HP
http://andantepage.web.fc2.com/

*詳細情報は公式サイトでご確認ください。


文責:横山泰之(劇団ハンニャーズ)
posted by 「例の掲示板」運営部 at 00:25| 新潟 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古場リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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