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2013年08月29日

第32回稽古場リポート|東区市民劇団 座・未来「慈眼〜涌井藤四郎という人〜」

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 8月某日。「慈眼〜涌井藤四郎という人〜」の稽古の真っ最中の東区市民劇団座・未来さんの稽古場におじゃましてきました!
 稽古場に入って最初に感じたのは、和気あいあいとした雰囲気と、同時にピリッとした緊張感。
  この日は、バンドと歌の合わせの稽古とのことで、稽古場にはかっこいいバンドの音楽と役者さんの美声が響き渡っておりました。
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 ・・・ん?バンド??確か次回作は時代劇なんじゃ・・・?

 実は、次回作「慈眼〜涌井藤四郎という人〜」は、時代劇なのにロックミュージカル(しかも生バンド!)とのこと!
 なんと!勉強不足で失礼いたしました!!
 
 でも、なんで時代劇なのにロックなの?
 その疑問は、インタビューの中で明らかになります↓↓

 最初にお話を伺った、主演の平田誠市さんです。
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Q平田さんの役どころは?
 涌井藤四郎という、今から250年ぐらい前に新潟に実在した人物です。
 歴史上は、住民自治というとパリコミューンが有名ですが、実はそれより100年ぐらい前に、新潟が住民による自治を行っていたんですよ。
 なのにあまり知られていないので、このお芝居を通じて知ってもらいたいんです。
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Q実在する人を演じるのはどうですか?
 非常に難しいです。とにかく図書館に行って色々な資料を集めて読んでいます。

Q歴史背景なども調べて役作りをされるんですね!
 あとは、現地に行って感ずること。
 藤四郎が亡くなる前、市中引き回しで町を練り歩くんですけど、今から250年前、どんな気持ちで歩いたのか、それを感じながらその経路を歩いてみたいと思っています。
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Q歌はどうですか?
 ロックを歌うっていうのは初めてなので難しいです。
 あと自分が気持ちよく歌ってはいけないというのが難しいですね。あくまでも芝居優先ということで。

Q稽古場リポートを読んでいる方に一言お願いします。
 見どころは、何と言っても、時代劇であるにも関わらず音楽がロック。
 時代劇とロックがうまく合ってくれるのか。そこが今回一番新しいところです。

 
 *役を演じるために、資料を調べたり現地を巡ったりするというお話に、平田さんの演技に対する情熱を感じました!涌井藤四郎の情熱に通ずるものがあるよう思いました。

 続きまして。
 客演の岡田麻衣子さんにもお話を伺いました。
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Q今回の役どころは?
 今回のお話のヒロインで、新潟の芸妓さんのお雪です。
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Qヒロイン役はどうですか?
 緊張しますね。しかも客演でのヒロインなので、かなり責任感じてます。正直な話(笑)。

Q東区市民劇団さんの雰囲気はどうですか?
 市民劇団ならではのアットホームさがありますね。年齢がすっごい幅広くて、色々な意見や考えを持っています。初舞台の方のパッションはすごくて、技術だけではなくて、心が動くことで人の心を動かすんだなっていうのを改めて実感させられます。学べることがたくさんありますよ。
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Q稽古場リポートを読んでいる方に一言お願いします。
 東区の役者さんと一般公募で入ってきた方たちがどれだけ歌って踊るのか、しかも和モノなのにロックミュージカルで。そのギャップを楽しんでほしい。あとやっぱり情熱を感じてもらいたいです。
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  岡田麻衣子さんは、私も先月舞台でご一緒したんですが、ヒロイン役に責任を感じている真面目さと、それを正直に話してくれる素直さが彼女らしいな、と思いました。
 きっと素敵なヒロインを演じきってくれると思います♪


 そして最後に。
 演出の斉木としやさんにお話を伺いました。
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Q東区市民劇団座・未来さんについて聞かせてください。
 東区市民劇団座・未来は、今年で4年目です。高校の体育館で「王瀬の長者」という作品をやったのが最初です。
 まさかこんなに続くとは思いませんでした。
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Q最初から長く続ける予定ではなかったんですか?
  次のことは考えずに、とりあえずやろうということで始めて、それからはただ、出演者含め「またやりたい」っていう気持ちで今までやってきています。
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Q経験も年齢も違う人達を演出する上で大変なことはありますか?
 僕が言っていることがわかってる人とわかってない人がいるということが、何年かやっていてようやくわかってきました(笑)。
 もうちょっと噛み砕いて基本的なところから説明しないとわからないのかなって。
 最近は、長くいる団員に「足りないところはフォローしてくれ」って言ってます。
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Q役はどうやって決めるんですか?
 まず、座内オーディションをします。それから、団員で賄えない部分を一般オーディションで。作家があて書きをしているわけではないので、役に合う役者がいない時も多いんですよ。
 イメージの違う人を役に近づけるには膨大な時間がかかってしまいますから、ある程度キャスティングの段階でハマりそうな人を選んでおくことも必要なんです。
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Q今回は、ロックの生演奏ということですが。
 民衆の沸々としたエネルギーが爆発して、武士階級を追い出したという力強さをロックで表現したかったんです。

Qなるほど!それでロックなんですね!
 あまり時代にこだわりたくないというところもあって。現代につながっている部分もあるので。今も地方分権が言われていますが、それを自分たちの手でもぎとった人たちですからね。
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Q稽古場リポートを読んでいる方に一言お願いします。
 今、東日本大震災の爪痕はまだ残っていて、そんな過酷な状況下を国や行政任せにしないで戦っている人たちがいますよね。そういう人たちとつながる話だと思っています。
 民衆の苦しみを人のことではなく自分のこととして受け入れて立ち上がった人の話です。
 「見捨てない、見過ごさない。
 そして、自分の命が尽きても志は後の世代に続いていくという、東区のテーマでもある「命のつながり」もメッセージとして含まれています。
 あと見どころは生演奏ですね。生演奏の舞台を是非観て下さい。
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 涌井藤四郎さんの情熱と、それを舞台化する東区市民劇団座・未来の皆さんの情熱を、稽古場見学をさせていただいた私は、一足お先にバシバシ感じてきました!
 そして生演奏のロック!時代劇なのに!かなりカッコイイです!


 是非たくさんの方に観ていただきたい作品だと思いました。
 東区市民劇団座・未来の皆さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました。


++インフォメーション++
東区市民劇団 座・未来公演
音楽劇「慈眼〜涌井藤四郎という人〜」
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会場:新潟市民プラザ
日時:2013/9/14() 〜 2013/9/15()
料金:大人1500円(当日300円増)/高校生以下1000円(前売・当日ともに)
ご予約・お問合わせ
メール:za.mirai.east@gmail.com
電 話:025-384-0244
東区市民劇団 座・未来
http://za-mirai.info/
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

[補足]
会場(新潟市民プラザ)はこちら

大きな地図で見る

文責:小出佳代子/写真:横山泰之
写真提供:東区市民劇団 座・未来
posted by 「例の掲示板」運営部 at 00:00| 新潟 | Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古場リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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