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名前:NERU(新潟演劇感想例の掲示板運営部)
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2013年04月16日

第17回稽古場リポート|ユニット獏「ジャージマン」

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年度末の三月某日、長岡市のまちなかキャンパス長岡にて、演劇ユニット・貘(ばく)の稽古場にお邪魔してきました〜。
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貘の代表であり、今回の演出を務める須田ひちょりさんにお話をお聞きしました。
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Q.「演劇ユニット・貘」はどういうユニットなんですか?

A.元は…母体というか、劇団☆ASKに所属しているんですけども、劇団☆ASKの舞台っていうとドカドカの照明や音響、あとド派手なサツジン…殺陣ですね。が、あったりする舞台っていうのがウリになってきてて、やっぱりそれを劇団の強みにしていこうってことにもなってるので、そうすると劇団☆ASKとして普通の一般的なお芝居とか、そういうのもやっても良いんですけど、やっぱりちょっとASKのカラーというものがボヤケてしまうので、ASKではそういうものはできないなと思ったので、じゃあ自分で時間があるときにやってみよう!と思って起ち上げたのが「ユニット貘」、です。

Q.では「貘」という名前の由来は?

A.「貘」の名前の由来はですね、幻獣…夢を食べるバクがそのまま名前になってるんですけど、その貘っていうのが、神様が動物を創るときに色んな動物の余ったパーツで創られたのが貘だといわれているので、それに基づいて作った…違う。つけました。
要は、基本ぼく一人のユニットなんですけど、ぼく一人が軸…軸というかまぁ心臓かなんかになって、その時集まれる人で、その時できる作品、っていうので作っていく。
その時できることをやろう。無理やりやるんじゃなくて、その時できるものを集まれる人で作っていけたら良いなと思って名付けました。

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Q.今回の「ジャージマン」は原作がありますが、どうしてこの脚本をやろうと思ったんですか?

A.色んな舞台のDVDとかをなかなか観る機会が無かったので、本場?本物というか、劇場に行く時間も機会も無かったりして、やっぱりそうすると観る機会が無いので、ネットとか人に聞いたりとかでお芝居のDVDを色々探してて、その中から「ジャージマン」ていう舞台のDVDを見つけ、もう名前(タイトル)で即買った!ぐらいの。
「ジャージマン」…絶対面白いだろこの作品!ていう。
そんな思いで買って観たら案の定面白くて、で、規模や内容も本物の……原作のジャージマンも結構小劇場でやられている作品で、舞台装置とかも凝ってる部分はいっぱいあるんですけど、そういうところを自分達なりに工夫すれば結構作れるんじゃないかなって思って。
でダメもとで「プロペラ犬」ていうジャージマンをやったユニットの脚本家の楠野さんていう方に連絡とったら「全然やってください。良いですよ」と言っていただけたので、それでやることになりました。

Q.では原作と違うところはありますか?

A.結構細かい部分も大きい部分も色々変えたところはあるんですけど、原作が女優の水野美紀さんとお笑い芸人のバナナマンの設楽統さんと、「ペンギンプルペイルパイルズ」の玉置さんていうかたと三人で作られている舞台なんですけど、やっぱりそのお三方が物凄く上手で、設楽さんはお笑い芸人で笑いに関する作り方というか、笑いの部分がすごい…設楽さんだからこそ成り立ってるっていうものがいっぱいあったので、それを僕らが真似してやってもなかなか…面白いのかもしれないですけど自分たちのカラーにはならないので、そういうところは自分達なりに工夫して変えてやってみようという、正に試行錯誤中でございます。

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Q.そんな「ジャージマン」、見所は?

A.ジャージマンてタイトルがもう若干においがするんですがコメディ作品で…あ、最初に言い忘れたんですが、貘のコンセプトとしてその時集まれる人っていうのと、あと気軽に観に来てほしいっていうのも一つあって、それに当てはまるなっていい舞台でもあったので、ほんとに難しく考えずに気軽に劇場に来てもらって椅子に座って楽しく観てもらえれば良いかな、と。
身構えずに観てほしいですね。笑わせようと僕ら必死に頑張るんで。楽しく観てほしいなと思います。

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Q.今後「貘」としてやりたいこと、やっていこうと思っていることなどありましたら教えてください

A.なんでもやりたいんですけど、今回2回目の公演で1回目は長岡市中央公民館の和室で初めて公演をやって、その時は3回公演で60人くらいのお客さんに来てもらって無料公演だったんですけど、初めてやった時は僕が脚本を書いて演出をして出演もして全部やったんで、またそういうことができたら良いなと思ってます。脚本書いてみたいっていうのもあるし、書いたら演出をやりたいし、それでたぶん自分が考えることなので自分がこういうことをやりたい!っていうのを具現化すると思うので、やっぱり出てみたい。
大変なんですけど、脚本、演出、出演、をやりたいと思っています。
あと僕はコメディ作品が好きなので主にコメディ路線でいこうかなと思っております。

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Q.最後になにか言い残したことなどあればどうぞ

A.演劇ユニット・貘、第弐回公演「ジャージマン」異色の、なかなか集まらない、劇団の垣根を超えたメンバーでやっておりますので、皆さんお楽しみに!


☆キャストコメント☆

たにぐちさん.JPGジャージマン/たにぐちこうた(劇団御の字)
そうですねー…役どころとしては、あー…どこまで言って良いんだろ?
とりあえずジャージを着た、どこにでもいるような人間なんですけど、ちゃんとしたヒーローです。なぜジャージマンが生まれてきたか、ジャージマンの秘密というのは本番を観てからのお楽しみにしておきましょう。
ジャージマンの目的としては……誰だっけ…片山さん。片山ミツルを助けるためにジャージマンは現れたんです。どう助けるかも本編を観てからのお楽しみなんですけれども、助けるためにあえて片山ミツルに試練を与えるという役でもあります。助けつつも試練を与えるっていうかんじですねー。
意気込みとしては、僕が普段所属している御の字とは違うところなので、あまり貘さんに迷惑をかけないようにこっそりと頑張りまーす。面白いことは何も言えません!以上!

まいこさん.JPGミコ、片山母、岡本チヒロ/岡田麻衣子(劇団☆ASK)
今回、3役でどれも全部おなじくらいやるんですけど、ミコが一番メインになりますね。
今までずっと割と力強い役が非常に多かった中で珍しく女の子っぽい役なので、女性らしさをちゃんと出していけたらな、と思います。
あとやっぱりとても楽しい作品なので、皆さんにも楽しんでいただけたらなというのが一番の目標ではありますね。
色んなタイプの役者さんが集まるからこそできる「貘」という公演だと思いますので、皆で思いっきり楽しい作品を作ろうと思います!

里村さん.JPG片山ミツル/里村亮(ゼラチンズ)片山ミツルという役は真面目な青年だと思っているんですけれども、愛するミコのために一途な愛を貫き通す上で自分の弱いところが見えていく。というような…。
僕はこのジャージマンという話は片山ミツルの成長物語だと思っていて、そういう部分で自分と重なるところとかもちょいちょいあったりして感情移入はしやすい役でとても愛しやすい人物だと思っております。
今回ユニット貘さんに呼んでいただけたのが有り難いので、呼んでいただけた=期待というか、そういう思いに応えなきゃいけない責任というのも同時に発生すると思いますので、まずは自分の役割を全うします。今回の公演自体いろんなところから役者さんが集まって一つのものを作り上げるという貘さんのコンセプトでもあると思うんですけど、そんな化学反応も楽しんで、ゼラチンズとはまた違った一つのお芝居を作り上げていく一員として頑張っていきたいなと思っております。

風間さん.JPG女ドラゴン/風間愛恵(WARP)
前回の「地球侵略337」に引き続き出演させていただきます。
女ドラゴンは…前回の地球侵略337でも性別がわからないような、得体の知れないような、こいつは何者なんだろう?というような役をやらせていただいたんですが、今回もこの人は何がしたいんだろう…。一体なんなんだろう…。というようなそんな役です。
アクションというまでもいかないんですが、頭も体もフル回転して日々稽古臨んでいます。
今回、ユニット貘ということで普段ご一緒しないような他劇団のひととも一緒にやるなかで、やっぱり自分が学ばせていただくことも沢山あり刺激になり、全体の物語にはあまり関係はしませんが、精一杯箸休めというかそのような役割をやらせていただいています!押忍!

ひちょりさん.JPG平井/須田ひちょり(劇団☆ASK)
平井は…一人暮らしのサラリーマンです。
今回5部構成になってるんですが、平井が出てくるところは割と本編の中でも思いっきりネタ臭が強いコメディパートなので(全体的にそうなんですが)よりお客さんに笑っていただけるように全力で真面目にふざけていきたいと思いますのでお楽しみに。



ありがとうございました!



☆インフォメーション☆
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ユニット貘 第弐回公演
「ジャージマン」

作・楠野 一郎(プロペラ犬
脚色/演出・須田 ひちょり(劇団☆ASK

CAST
たにぐち こうた(劇団御の字
岡田 麻衣子(劇団☆ASK
里村 亮(ゼラチンズ)
風間 愛恵(WARP
須田ひちょり(劇団☆ASK)


あらすじ
花嫁ミコと花婿の片山、そして何故かジャージの男の3人。
明らかに場違いなジャージ男は片山の前から花嫁を連れ去り「俺はお前の望み通りにしているだけだ」と告げた。
果たしてジャージ男の正体とは?片山は花嫁を取り戻せるのか!?

*****

演劇ユニット貘の第弐回公演は女優の水野美紀さんと脚本家の楠野一郎さん共同主宰の演劇ユニット・プロペラ犬が2008年に行った作品、ジャージマンに挑戦!
笑って楽しんで最後には涙する!?
どこか懐かしい、何故かカッコいいかもしれないヒーローをアオーレ長岡で括目せよ!

ユニット貘のコンセプトは「その時に集まれる人で創る舞台」
ジャージマンを創るために集まったメンバーで今回の貘は一体どんな形になるでしょうか?それは会場でのお楽しみです。
どうぞ気軽に、スキップなどでアオーレ長岡までお越しください!


日時
4/27(土) 13:00〜/17:00〜
4/28(日) 13:00〜
・受付開始:1時間前
・開場:30分前

料金
一般:500円
学生:無料(要学生証提示)

会場
アオーレ長岡 市民交流ホールA(新潟県長岡市大手通1−4−10)
http://www.ao-re.jp/

大きな地図で見る

チケット予約・お問い合わせはこちら!
http://baku0201.chobi.net(HP)
su.ask-3gx@ozzio.jp(mail)

(文責 船越美香)
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2013年04月09日

第16回稽古場リポート|heropro「ひとりでゴドーをまちながら」

こんにちは。
国際映像メディア専門学校、俳優タレント科の佐藤寛之と山下春菜です。
今回は、4月18日から本番を迎える、新潟市出身、俳優、脚本家、演出家、現在はフリーで活動中の小林へろさんにお話を聞きに白山公園に来ました。
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それではさっそくインタビューさせていただきます。
へろさん、よろしくお願いします。

こちらこそよろしく〜(小林へろさん)

Q今の新潟の演劇の雰囲気はどう思いますか?
A静かに盛り上がりつつあるんじゃないですか。演劇祭も評判良かったし。
 演劇はエンターテイメント。それと社会への提案を表現するもの。あとはスポーツだね。

Qなんだかんだ体力って重要ですよね。では練習でのこだわりってあるんですか?
Aそうだねー、外で稽古することがこだわりかな。外でやっていると色んな環境の変化を演劇的に見て、楽しみながらできるんだよね。

Q人間観察や自然観察って感じですか。では、空想上の話だったらどこで練習しますか?
Aこんな場所じゃないかな、という基準になる場所で試すかな。例えば、宇宙だったらお風呂とかそういうところで練習しちゃう。
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Q水の中にいると浮く感じがするし、閉鎖的空間がロケットの中・・・?面白いですね。原案がサミュエル・ベケットのゴドーを待ちながらですよね。
A僕が初めて『ゴドー』を見たときは見事においていかれたね!真面目に観てしまった。観終わったあと、なんか面白い!と思ったけどね。演劇はゲーム、将棋より囲碁みたいな感じかな。『ゴドー』は不条理で正解の置き方がないもので。
大体の芝居は狙いがあるじゃない?踊りで言うならテーマがあって喜びを感じる人がいれば、物語があったって言う人もいるよね。まあ『ゴドー』もお客さん次第かな。

Qお客さんの解釈に委ねるってことですね。今回の舞台でやってみたい試みとかありますか?
Aそれこそ『ゴドー』をやりたかったからね。9年ぶりにやっと色んなことがやれる状況になった。

Qそれではお客さんに感じてもらいたい事ってありますか?
A特にないね(笑)誘導はしないし、それぞれで楽しんでいただけたらいい。料理で言うなら「セルフ調理」。自分で考えて自分で作る面白さ。だからこそ一幕、二幕、またステージごとにも違うものを感じると思うよ。これが正解だってことには絶対にならないから。そうだなあ、僕と同じ景色が見える人と出会いたいね。
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Q面白そうですね。
A例えて言うなら子供におもちゃを渡して、そのおもちゃは電池を入れるだけのタイプか、パズルタイプか、その楽しみようだと思うよ。

Qなるほど。ストレートに受け止めて楽しむもよし、自分なりの解釈で楽しむのも良しですね。それでは今回の舞台のみどころを教えてください。
A間違いなくお客さんの協力が必要です。いろんな仕掛けをしています。トリックではない、正解がなく、いろんな分岐点があるので自由に選んでください。推測しながら観ていただくのがオススメです。より楽しむためにわざとおいてあるものもあります。そうきたかーと思ってもらえれば。

Q楽しみですね。装置のこだわりとかありますか?
A夕暮れと木かな。

Qへろさんの印象に残る、好きなシーンはありますか?
Aラストシーンが気に入っているね。終わり方で、ついカッコつけたくなる、僕はロマン派だから(笑)
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Qいいですね。今回気をつけたことはなんですか?
Aブレーカーを落とさないこと!(笑)照明のいとうゆういちさんに期待してます。あとは健康にね。

Q外で練習していますから、健康大事ですね。最後に観に来てくれるお客様にコメントをお願いします。
A仕掛け満載で面白くなっています。劇団第二黎明期さんの舞台もはしごして観れる!ウチ安いし(笑)是非ご来場ください。

Q本日は寒い中ありがとうございました。
Aこちらこそありがとうございました。

新潟を代表する俳優、小林へろさんの一人芝居。
座席数に限りがございますので、お早めにご予約ください。

++インフォメーション++
heropro
『ひとりでゴドーをまちながら』

第一幕(50分)
脚本・演出/其破小火木
出演/小林へろ
4/18(木)19時
4/19(金)19時
4/20(土)19時
4/21(日)16時
4/28(日)13時

第二幕(50分)
脚本・演出/ナシモトタオ
出演/小林へろ
4/21(日)19時
4/25(木)19時
4/26(金)19時
4/27(土)19時
4/28(日)16時

単幕入場料金
一般1000円/学生500円
日曜全幕予約
一般1600円/学生800円

※受付は開演20分前より、ちず屋前にて承ります。
当日券は、空席確定分を発行します。
情報掲示板にて空席をご参照のうえ、受付にお申し付けください。

予約フォーム
http://x82.peps.jp/goddapro/msg/?guid=on&cn=6

お問い合わせ
kataribehero@yahoo.co.jp

ひとりでゴドーをまちながら
http://x82.peps.jp/goddapro/

[補足]
会場はコチラです

大きな地図で見る

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2013年04月01日

第15回稽古場リポート|劇団第二黎明期「へんしん」

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今回は、4月に本番を控えた、劇団第二黎明期「へんしん」の稽古場にお邪魔してきました。
脚本・演出の江尻晴子さん、出演者の神保貴子さん、シダジュンさんの三人にお話をうかがいました。



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取材に訪れたのは、劇団第二黎明期のアトリエである「西堀DOMO」
一階はお店になっていますが、この建物の2階に西堀DOMOはあります。
2階へと続く階段の途中には、過去公演の写真が飾られていました。



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3月某日のこの日、脚本・演出の江尻さんが少し遅れて到着するということで、まずはシダさんと神保さんのお二人にお話をうかがいました。
最初にお話をうかがったのは、劇団第二黎明期の主催でもあり、今回は役者として出演もするシダさん。

よろしくお願いします。
ではまず、劇団第二黎明期という劇団について教えて下さい。


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シダ 来年30周年を迎える劇団です。ここ西堀DOMOを中心に活動しています。

ありがとうございます。
それでは、「へんしん」という作品は、原案がシダさん、脚本・演出が江尻さんということですが、江尻さんに声をおかけした理由を教えて下さい。


シダ 劇団第二黎明期は主に自分が本を書いています。俺以外が書いたことは、ここ30年で10回くらいかなあ。でも、今回は若い人たちの話がやりたいと思った時に、せっかく若い人の話にするんなら若い人に書いてもらいたいなあと思って、それで江尻さんに声をかけたんです。江尻さんは、去年の8月にやった「ちず屋の2階大行進」の時に面白い人だなあと思って。声をかけたのはその後だから、9月か10月くらいかなあ。

シダさんから見て、江尻さんってどんな方ですか?

シダ 書くのが大好きな人!言葉選びのセンスがいい!あと、真面目で誰に対しても腰が低い!そんなに気を遣わんでもいいのに!

ところで劇団第二黎明期さんは、3月に新潟演劇祭で「May be blue」の公演を行ってから非常に短いスパンで今回の「へんしん」を行っていますよね。
この計画も、同じ頃からあったんですか?


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シダ はい。演劇祭はたくさんの人に見てもらえるチャンスなので、なんとかりゅーとぴあから西堀DOMOに人を連れて来ようと思って、3月の演劇祭の一ヶ月後に公演を行うことを決めました。演劇祭の会場で、初めてDOMOに来る人は1000円になるという割引を行ったところ、4名の方からチケットを購入していただきました!狙いが当たったね!

おめでとうございます!
それでは、今回の作品はシダさんと神保さんの二人芝居ですが、このキャスティングにした理由を教えて下さい。


シダ そうですね。まず自分が出たかった!出来るの俺しかいないって思った!

素晴らしい自信ですね!それでは共演者に劇団第二黎明期の役者ではない、神保さんに声をおかけした理由とは?

シダ そうだねえ…(神保さんの方をちらっと見る)

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神保 (視線に気づき)何でだったんですか!?

シダ えっと、以前から何度か見かけたことがあって、風貌が自分のイメージに一番近いなって思ったから声をかけました。

神保 ありがとうございます!

シダ 推してます!

神保 そんな。誰でも推すんじゃないんですかー。(床に落ちていたゴミを拾い集めながら)

シダ そんなことないよー。

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ここまで、一人でずっとアップをしていた神保さん。
ここからは、出演者であるシダさんと神保さん、お二人にお話をうかがていきました。

それでは出演者のお二人にうかがいます。
お二人にとって、「へんしん」ってどんな作品ですか?


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シダ うーん、台詞が覚えらんない!もともと自分が考えた話なんだけど、人が書く台詞は微妙に文体が違うから、台本通りに読もうとしても、口が勝手に自分の言葉で言っちゃいそうになるんだよね。でもその微妙に違うところが面白いんだよね。

神保 私も台詞覚えるの大変です!二人芝居は今回二回目なんですが、台詞量が今までで断トツに多いんですよね!あと、稽古しながら普通に会話してって言われて、普通に会話するってどういうことだろうって考えたりとか。なので、そういう部分にも注目していただければと思います!

と、出演者のお二人にインタビューをしていたところ・・・

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演出家の江尻さん登場!

シダ あ、バッグ持ってる!

江尻 そう、バッグ持ってるんですよー。今日は大人!

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しばらく、江尻さんのバッグについて語り合う皆さん。
数分後。

あの、そろそろ取材させていただいてもよろしいでしょうか…

江尻 あ、すみません!どうぞどうぞ!

江尻さんは今回、シダさんからお話しを聞いた時、どう思われましたか?

江尻 ラッキー!って思いました、正直。頑張ろう!スゲー真面目に頑張ろう!って。光栄ですね。

では、ズバリお聞きします。「へんしん」ってどんなお話ですか?
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江尻 えっと…(チラっとシダさんの方を見ながら)どこまで言っていいんですか?

シダ 言えるとこまでで…

江尻 そうですね。アパートで同棲している男女の物語です。なんでしょうね、会話劇です。男女二人の物語なんですが、あまりドラマティックではないかもしれません。皆さんが想像するような、ドロドロもイチャイチャもエロエロもギスギスもないです。なので、誰と見に来ても気まずくなりません!友達と、親と、恋人と、気軽に見に来て欲しい、それが大きな願いです!

なるほど!では、「へんしん」というタイトルについてうかがってもよろしいでしょうか?

江尻 へんしん…色々想像してしまいますよねえ…ねえ…?

なんだか思わせぶりな言い方をする江尻さん。
見てのお楽しみということのようです。

それでは、作品の見どころを教えて下さい。
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江尻 見どころは、シダさんが、いっぱい動くところ!それと、神保さんがいっぱいしゃべるところ!

演出のこだわりはありますか?

江尻 役者さんの似合う一面と、意外な一面をたくさん出せるように心がけています。

それでは最後に、見に来るお客さんに一言!

江尻 さっきも言ったんですが、誰と見に来てもきまずくならない作品です。なので気軽に見に来て欲しいです。気軽に来て欲しいんだけど、でも、テレビやラジオでは絶対に得られない体験ができます・・・って言っちゃっていいんかな?うん、言っちゃお!そんな体験が出来る作品です!どうしよう、出来るって言っちゃった!みなさん、見に来て下さい!

今日はありがとうございました!

始終、和やかな雰囲気の中行われたインタビューでした。
初めて声をかけた若い世代と舞台を作るという試みを、非常に楽しんでいるシダさん。
劇団第二黎明期への初出演であり、過去最大の台詞の量に対し挑戦的な神保さん。
そして、江尻さんは、出演者の二人について楽しそうに語る姿が非常に印象的でした。
個性あふれる三人がそれぞれお互いの才能を信頼し合い、高め合いながら作品を作っている。
そんな印象を受けました。

劇団第二黎明期「へんしん」
どうぞお楽しみに。

++インフォメーション++
劇団第二黎明期公演
「へんしん」
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原案・演出:シダジュン
脚本・演出:江尻晴子(中央ヤマモダン

出演
神保貴子(無所属)
シダジュン

日時
2013年4月13日(土)20:15開演
2013年4月14日(日)14:15開演
2013年4月19日(金)20:15開演
2013年4月20日(土)20:15開演
2013年4月21日(日)14:15開演
全5回公演

会場 シアター西堀DOMO(新潟市中央区西堀前通4-730)

料金 一般前売1800円/一般当日2000円
高校生以下前売1000円/高校生以下当日1500円

お問合わせ
劇団第二黎明期 070-6573-1119
reimeiki2010@yahoo.co.jp


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文責:熊谷千尋
posted by 「例の掲示板」運営部 at 08:50| 新潟 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古場リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第14回稽古場リポート|東区市民劇団 座・未来 自主公演集団エフクラウド「迎え火新潟が空(から)になった日」



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お待たせしました。
3月某日、4月に公演を控えた東区市民劇団 座・未来 自主公演集団エフクラウドさんの稽古場へ取材に行ってきました。

まずは、脚本を手掛けた石井淑夫さんにお話を伺いました。
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―エフクラウドとは?
石井:東区市民劇団って基本みんな舞台に上がらせてもらえるんです。そんな大所帯でだんだんお芝居に対して欲が出てきた人たち、もっと「いっぱい(舞台に)出てみたい」とか「もっと色んな舞台に出てみたい」という人たちが現れているんですが、なかなかそういう人たちが力を発揮する場所が無く、そうかと言ってみんな家庭があったり、日々の仕事があったりして、若い人たちがやっているみたいに、例えば週に3日とかいうのもなかなかやりきれなくて、他の劇団に(客演に)行くとかもできないので、短期間だけがんばって自分たちだけで作ってみようというのがきっかけです。

―エフクラウドの由来は
石井:エフは座・未来の未来、futureの「F」。クラウドは、みんなが共有できるような意味も含め、クラウド技術から取りました。

―今回のストーリーは女性を中心にしていますね
石井:そうですね。

―男性が描く女性って、現実の女性から批判ありませんか(笑)
石井:ありました、ありました(笑)台本の初稿を出した時、女性陣から総反発を受けました。家族からも「スポコン物で野球部のピッチャーとキャッチャーの話じゃないんだから、こんなストレートに上手くいく話なんてないよ」って。

―「女性なんだから」(笑)
石井:「女性なんだから」(笑)ただ、僕が一から十まで全て書いているわけではなくて、エフクラウドのメンバーでも「もっとこうなんじゃないか」を繰り返して作りました。女性同士の会話は殆どエフクラウドの女性陣のアイディアで作りました。

―最初に脚本を「書こう」と思ったきっかけで「女性が主人公の話」か「戦争のお話」のどちらでしたか。
石井:「女性が主人公の話」からスタートしました。

―今回のお話は、どんなお話ですか
石井:前々から暖めていた題材で、実際に自分の親が子どもの頃、戦争(第二次世界大戦)で新潟に原爆が落ちると聞いて疎開したという話を聞いていたことや、昨今の東日本大震災の影響もあったり、そして書く直前に学生がいじめで亡くなるニュース等が多いことも重なり、「日常の中の非日常」みたいなお話が書けたらなと思って書きました。

―「迎え火」をご覧になった方々に持ち帰っていただきたい感想はありますか
石井:(色々あるけど)でもやっぱり仲間がいて、すごく大変な時期とかでも見守ってくれる仲間とか家族がいて、そこに(いつでも)帰れる安心感があるんだということを感じてもらえればいいかなと思います。

続いて演出の逸見さんにお話を伺いました。
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―今回の演出のポイントは
逸見:役者さん達が持っている味を出せるようにしています。脚本の魅力を最大限に引き出せるように取捨選択というか、感情の流れが上手く出るようにしています。そして、それぞれの登場人物の人生ドラマが脚本を通してどうなったかを上手く出せればいいなと思っています。

―座・未来さんの魅力とは
逸見:芝居の取り組み方に対してすごく実直というか真摯であること。自分よりも普段のお仕事や家庭が忙しい方々で、それなのに「お芝居をやりたい」という気持ちが強くて憧れます。

出演者の方にもお話を伺いました。
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酒田雪枝(A)役の佐藤喜代美さんと月野珠子(A)役の鈴木美和さんです。

―「迎え火」見どころは
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佐藤:(雪枝は)最初は待っているだけだったのが、周りの人の支えで一歩前へ成長している様子を見て欲しいです。

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鈴木:背景的にはすごく暗い話題ですが、その中で一人一人が夢や希望を持ちながら生きていたことを伝えたいです。

エフクラウドのみなさんありがとうございました。

ある程度普段の仕事や家庭を経験したからこそ出せる表現、それが若い世代に無い力であり持ち味だと思います。やはり年上が元気でなければ年下もなかなか元気になれません。座・未来のみなさんに出会えたことで自分もより元気になれました。もしかしたら座・未来さんのような市民劇団が増えることでこの町の新たな特色を生む要素に成り得るのではないかと思います。素晴らしい先輩として、よきライバルとして、これからも一緒に活動できたらなと思っています。

そんな座・未来さんの自主公演集団エフクラウドの公演「迎え火―新潟が空(から)になった日」、無料(カンパ大歓迎)ですので、これを機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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東区市民劇団 座・未来 自主公演集団エフクラウド
【迎え火〜新潟が空(から)になった日】
日  時/2013年 4月 13(土)、14(日)
開演時間/13日 13:00〜(Aキャスト)、17:00〜(Bキャスト)
       14日 11:00〜(Bキャスト)、15:00〜(Aキャスト)
会  場/東区市民劇団 座・未来 万代稽古場
入 場 料/無料(カンパ大歓迎)
予約連絡先/メール za.mirai.east@gmail.com または
         電 話 025-384-0244 まで
各回ともお席が少ないので、できましたら事前のご予約をお願い致します。

新潟に原爆が落とされる!その日、新潟から人が消えたことをあなたは知っていますか?

会場までの地図はこちらです。

大きな地図で見る

東区市民劇団 座・未来ホームページ http://za-mirai.info/

文責:本間智
posted by 「例の掲示板」運営部 at 08:47| 新潟 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古場リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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